境内の四季

| 山門をくぐると、視界が広がり、目の中に庭園全景が飛び込んできます。 春夏秋冬それぞれにいろんな花が季節を教えてくれます。 時が過ぎるのを忘れてしまうほど静寂な境内です。 森鴎外は なつかしき十輪院は青き鳥 子等のたずぬる老人(おいびと)の庭 と歌いました。世知辛く騒がしい世の中とは無関係な、悠久の歴史の中にある たたずまいが慕わしく思われたのでしょう。 水原秋桜子は 優曇華や石龕きよく立つ仏 龍王石をがむや雨の燕子花(かきつばた) ![]() と詠んでいます。 また、 松瀬青々は 十輪院の棟の低きに山霞む とその当時の遠景を眺めた様子を句に残しています。 春には うめ あんず あしび つばき しだれざくら はなみずき さんしゅう やまぶき こでまり がーべら かいどうざくら みやこわすれ おだまき しゃくなげ ひらどつつじ ぼたん ふじ かきつばた 夏には ぼだいじゅ あじさい てっせん ききょう なつはぎ もみじあおい ![]() はす さるすべり ふよう 秋は うどんげ ほととぎす こすもす はぎ きんもくせい もみじ 冬は さざんか ろうばい すいせん などさまざまな花が咲きます。 ウグイス メジロ ヒヨ シラサギなどの鳥も飛んできます。 |
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