トピックス


★「いのちのおしえ」仏教セミナー(第17回)開催★
南都二六会主催の仏教セミナーが下記の要領で開かれます。ご来場をお待ちしています。

  日 時  平成13年11月9日(金曜日) 午後1時〜4時
  会 場  奈良県文化会館 小ホール
            (近鉄奈良駅より東へ200m) 
  テーマ  
「宝とたま」−佛と宝珠- 
  講 師  内藤 栄氏(奈良国立博物館工芸室長)
        南都二六会会員
  入場料  無 料
  問合せ  十輪院


★正倉院展(第53回)始まる★
奈良国立博物館で10月27日(土)から11月12日(月)までの17日間開催されます。時間は午前9時から午後6時まで。
なお期間中、正倉院正倉も公開されます。こちらは午前10時から午後4時までです。


★日本の将来は悲観的!! ★  (各紙 13.8.1)
文部科学省所管の財団法人「日本青少年研究所」が発表した国際比較調査結果によると、日本の中高生は欧米や韓国に比べて将来に悲観的で、生活にも満足感が薄いことが分かりました。
(調査は2000年7月、ニューヨーク・パリ・ソウル・東京の中学2年と高校2年の計3700人の回答によります。数字は%)

                     米国  フランス  韓国    日本
  学校生活に満足          74    59     41     32
  社会全般に満足          72    54     19      9
  友達関係に満足          75    69     70     53
  文化 余暇生活に満足      74    60     39     27
  自分自身に満足          89    71     37     13
  21世紀は希望に満ちた社会   86    64     71     34
  結婚前の純潔は守るべき     83    20     74     40
  結婚は必ずしなければならない 79    30     51     20
  自分の国の為に何か貢献したい 76    38     73     40



★『仏教聖典』★
ホテルの部屋には、「バイブル」とともに「仏教聖典」という書物が置かれています。読まれたことがあるでしょうか?

財団法人・仏教伝道協会が昭和48年に発行して今年で958版になります。和文のほか、38カ国語に翻訳されています。

内容は釈尊の教えを人生、信仰、修養、悩み、政治、経済、社会、家庭など様々なテーマに分けて、多くの仏典から現代にあう内容の文章を和文に翻訳して引用しています。今年度版は非常に読みやすくなっています。

キリスト教圏の国々では「バイブル」は家庭に必ずあり、人生の指針として常に読まれる聖典です。残念ながら我が国にはそのような習慣がありません。

「仏教聖典」が発行されてまだ30年足らずですので、多くの人々に知られるまでには至っていません。しかし、混迷する現代にあってこそ、このような書物ができるだけ多くの人々に読まれ、心の糧となることを私自身願っています。

当山のHPをご覧いただいた方々に感謝して、ご希望の方にこの「仏教聖典」を無料で差し上げます。郵送は出来ませんので当山までお越しください。。
机上に置いて、あるいは外出時に携え、釈尊の偉大なる人格に触れていただきたく思います



★『日本の石仏200選』<中 淳志 写真・文>★  
(13.7.21)
東方出版から上記の書物が出版されました。国内にある著名な石仏が掲載されています。  定価2800円

大陸の「石の文化」に対してわが国は「木の文化」といわれますが、北は岩手県から南は鹿児島県まで全国各地には素晴らしい石造仏があることがわかります。

200選の中で当山の本尊・石仏龕と興福寺曼荼羅石の2点が選ばれました。

石仏で国宝になっているのは大分県臼杵市にある、臼杵磨崖仏、ホキ石仏群、堂ケ迫石仏群の6点だけです。平安時代中期から鎌倉時代にかけての作品です。

つぎに国宝に指定されるのは当山の石仏龕だと思います。


★『国宝の旅』★  
(13.7.17)

今年の9月下旬に講談社から発売される予定の上記の書物の実物有代見本が送られてきました。日本の国宝全1059件を網羅したものです。写真と解説のほか、参拝者のための必要情報が載っています。

当山の本堂の写真は2枚載っています。

私が興味を持って見たのは、国宝の写真はともかく、奈良・興福寺とそこに隣接した東大寺の平安時代前半頃の伽藍想像図です。当時、興福寺は500uの伽藍の中に170棟もの堂宇が建っていたといわれています。

最近のこのようなガイドブックはカラー写真がふんだんに使われています。定価 3,800円(税別) サイズは25×21cm です。


★特別展 『仏舎利と宝珠ー釈迦を慕う心ー』★  
(13.7.12)
7月14日から9月2日まで奈良国立博物館で上記の特別展が開催されます。
 「舎利とは、仏教の開祖、釈迦の聖骨をいいます。舎利への信仰は、仏教のさまざまな信仰の中でも最も古いものの一つで、仏教が広がるのに伴い、中国、韓国、日本へと伝わりましたが、とりわけ日本の舎利信仰は独自の展開を見せ、舎利容器もさまざまな形式が現れました。今回の特別展では、韓国・宝物である松林寺碑塔納置舎利容器が初めて日本で公開されるのをはじめ、舎利を美しく飾った美術の至宝が一堂に会します。後略」

(招待状文面より)



★『奈良彩時記』★
    (13.6.29)

奈良市観光課は奈良市の伝統行事を紹介した小冊子『奈良彩時記』を発行しました。B6版52ページのガイドブックです。きれいなカラー写真を多数掲載し、簡潔な説明文を載せています。

月別に伝統行事を紹介するとともに、エリアマップ、秘仏公開の案内も記されています。


当然当山の初ごま祈とう、地蔵盆の紹介もありますが、残念ながら写真は掲載されていません。しかし、とても見やすく、よく分かる案内書です。

希望者は奈良市観光課か当山にお問い合わせください。このガイドブックは無料ですが、数に限りがあるようです。



★県がメールマガジンを発行★ 
(奈良 13.6.7)
奈良県広報課は6月7日から『大仏さんのつぶより情報』と名づけたメールマガジンを発行することになりました。県のHPで登録をすると毎月3回、7のつく日にメールが送られてきます。もちろん無料です。

様々な企画、時々の話題、イベント情報、観光情報などが盛り込まれます。県の広報誌は以前から発行されていますが、若い世代にあまり読まれていないという分析もあって、このような新メディアが取り入れられたようです。

    http://www.pref.nara.jp/koho/nara-merumaga/



★100円バス、若草山麓にも★  
(奈良 13.4.24)
「ならまちバス」に続く第2弾として奈良交通は、JR奈良駅を起点として近鉄奈良駅、県庁前、新公会堂を経由して若草山のふもとまで100円で乗れる「若草山麓バス」を運行します。

運行期間は4月28日〜6月17日9月9日〜11月25日のいずれも土・日・祝日です。所要時間は約10分。1日19往復。
交通渋滞の緩和と大気汚染抑制にもつながります。皆さん利用してください。



★松田敏行著「室生寺五重塔 千二百年の生命」出版★

十輪院の本堂の解体修理で大変お世話になった松田敏行さんの上記の書物が祥伝社から送られてきました。

松田さんは平成10年の台風7号で大きな被害を受けた室生寺五重塔を見事に修復され、それを記念しての出版です。

書物の第2章「古都・奈良に息づく『悠久の知恵』」では彼が手掛けた多くの寺院の建造物についての印象を語っておられます。その中に、十輪院の本堂についての記述がありますので抜粋し
               ました。

『ところで、奈良見物に来られたお客さんなどから、「松田さんが見ていて、とくに素晴らしいと思うのはどこの建物ですか」と聞かれることがあります。こういう質問には答えにくいですわ。奈良市内に限らず、いいもんがたくさんありますから答えるのに困る。しかし、強いてあげるとすれば、奈良県の大宇陀町にある大蔵寺「大師堂」でしょうか。<中略>。さらに、もうひとつあげるとすれば、十輪院の「本堂」があります。これも国宝で昭和27年から30年にかけて保存修理工事が行なわれ、私も現場に入りました。<後略>』
いやあ、嬉しいですね。数ある有名な寺院建造物の中で2番目に挙げていただくなんて。感激です! ちなみに3番目は薬師寺の「東塔」でした。


★乗合バス優先走行システム★  
(各紙 13.4.11)
奈良市は4月11日から交差点の信号を調節して乗合バスを優先的に走行させる「公共車両優先システム<PTPS>」の運用を始めました。交通渋滞の解消、排ガスの削減が目的です。

市内循環線外回りの大きな交差点4ヶ所などに設けられています。バスが近づくと青信号の点灯時間が長くなって右折しやすくなります。その結果、運行時間が短縮され、渋滞も緩和されるとみられています。


★中国12億、インド10億★     
(毎日 13.3.29)
中国国家統計局が28日に発表した第5回国勢調査によりますと、2000年11月1日時点の人口は12億6583万人です。年平均の増加率は1.07%と言いますが、10年間で1億3215万人増えたそうです。日本の人口分以上増加したことになります。

一方、インド政府は2001年3月1日の時点で人口は10億2701万5247人と発表しました。こちらは10年間で1億8000万人増えました。これは人口第5位のブラジルの人口に匹敵します。予測では2045年頃には中国を追い越して世界最大の人口大国になると見られています。



★奈良の鹿の頭数調査表★    
(13.3.2)
社団法人「奈良の鹿愛護会」から奈良の鹿の頭数調査結果が届きました。

平成12年7月16日現在の調査によりますと、現在1155頭の鹿が確認されています。オス254頭、メス729頭、仔鹿172頭で圧倒的にメスが多いです。昭和20年に79頭に激減した後、平成60年以降は1000頭以上を維持しています。しかし、平成になってからは昨年(12年)が一番少ないようです。ピークは平成6年の1293頭でした。

また死亡頭数は昨年が一番多く、328頭でした。原因としては疾病がトップ(127頭)で交通事故死(81頭)がこれに続きます。昨年は特に疾病死が一昨年の1.6倍になっています。残飯、甘い食べ物、ビニール類を食べた結果だそうです。消化しない物は勿論のこと、弁当の残り物やお菓子は鹿には禁物です。


動物愛護に協力しましょう。




★興福寺曼荼羅石が市指定文化財に指定★  
(奈良 13.3.2)
当山境内の庭園にある興福寺曼荼羅石が、3月1日、奈良市文化財保護審議会(伊達宗泰会長)の答申を受け、考古資料として市指定文化財に指定されたと奈良市教育委員会から発表がありました。

この曼荼羅石は花崗岩製で高さ126cmの板石状のもので、興福寺の主要伽藍の仏像を線刻で表し、右下隅には五重塔を浮き彫りで表しています。鎌倉時代の作で、石に刻んだ画像では唯一の作品です。

治承4年(1180)の興福寺焼亡以前の布設を描く京都国立博物館の興福寺曼荼羅図と構成を等しくしていると言われています。

当山では昔から「春日曼荼羅石」と呼んでいます。詳しくは「春日社本地曼荼羅石」のことで、仏は神の本来の姿であるとする本地垂迹思想によります。


                                 ○印は四天王を示す


★第3日曜は「家庭教育の日」★  
(奈良 13.2.23)
県教育委員会は新年度から毎月第3日曜日を「家庭教育の日(いきいきサンデー)」に設定し、家庭教育、生活を振り返るきっかけにしたいと考えています。

全国的にも珍しい取り組みです。この日には、家族が会話を楽しみながら心のきずなを深めてもらいたいとしています。



★「魚養塚」が新聞に掲載★    
(産経 13.1.19)

当山の魚養塚(なかいづか)が産経新聞の「民話に会いに行こう」(奈良編)に掲載されました。以下全文を転載します。
 
昔、奈良の都から中国・唐へと学問や文化を修めるために海を渡った遣唐使の中に、一人の美男がいた。その男は日本に妻がいながらも、中国の女性と激しい恋に落ち、息子を授かり、三人で幸せに暮らしていたという。
 しかし、遣唐使としての任務が終わると、男性は「必ず手紙を書く」と言い残して、日本に帰ってしまった。残された母子は男の言葉を頼りに暮らしていたが、男からの便りはこない。とうとう母親は耐えられなくなり、子供の首に「遣唐使の子」と書いた札を付け、海に流してしまった。
 子供は日本海に住む大魚に助けられながら、奇跡的に難波港にたどり着き、父親に再会することができた。魚に育てられたので「魚養」と名づけられたこの子供は、のちに多くの人に慕われる立派なお坊さんにな
                      り、奈良に「十輪院」を建立したという。
<そして今・・・>
 ならまちの一角に真言宗寺院の「十輪院」はある。きれいに手入れされた庭や本堂(国宝、鎌倉時代)、その奥に安置された石造地蔵尊(重要文化財、同)など見るべきところも多く、ならまちを訪れた人がふと立ち寄りたくなる雰囲気を持っている。
 民話に伝わる遣唐使は吉備真備で、大魚とともに海を渡ったのはその息子、朝野魚養をさすという。魚養は平安時代前期に医者、書道家として活躍した。薬師寺に残る「大般若経」三十三巻(重要文化財)はその遺筆と伝えられ、別名「魚養経」とも呼ばれている。
 「魚養塚」は十輪院境内の本堂横にひっそりとたたずんでいる。盛り土がされ、周囲を木々が覆う様子には威容が感じられる。
 十輪院は魚養の死後、その塚に見守られながら鎌倉時代に中興され、地蔵菩薩信仰にちなんだ建築物や寺宝なだを生んだ。
 さらに真言寺院として独立、町寺として発展してきた。
 寺によると、吉備真備の息子の墓とあって、岡山からわざわざ訪ねてきて顕彰する団体もあり、没後千三百年近くたった今も、その遺徳をしのぶ人が絶えないという。



★猿沢池に温泉??★   
(奈良 13.1.13)
奈良市は新年度予算に猿沢池の周辺で温泉掘削のための調査費を計上する予定です。地域振興、観光対策として考え出されました。

温泉が出れば周辺の旅館など宿泊施設に買い取ってもらい、市の観光に付加価値を付けようという方針です。



★「しつけ」実態調査★    
(毎日 12.12.29)
学級崩壊や相次ぐ少年事件で家庭教育の重要性が強調される中、文部省は来年度から全国規模で家庭教育の実態を調査することを決めました。

背景には、少子化・核家族化が進み、地域社会の関係も希薄になってきていることから、家庭のあり方が大きく変化しているという現状があります。また家庭教育の重要性を訴える声が社会的に高まって来ています。

森喜郎首相の私的諮問機関「教育改革国民会議」(江崎玲於奈座長)も
12月22日の最終報告
で、家庭教育の重要性を強調し、家庭ごとに
「しつけ3原則」を作ることや親が子供と過ごす時間を増やすことを求めています。

調査対象は1万〜3万人程度。

同省はこの調査とともに来年度から小学校入学前の子供を持つ全ての親を対象に全市町村で「子育て講座」を実施します。


しつけ3原則
とは
  
1.甘えるな
  
2.他人に迷惑をかけるな
  
3.生かされて生きることを自覚せよ

3番目はいつも仏教で説かれている言葉です。


★奈良市がオムニバスタウンに指定★ 
(各紙 12.12.27)
奈良市は、マイカーの排ガスの総量規制と公共交通機関の機能充実を目指す国の「オムニバスタウン」に指定されました。

渋滞緩和を計り、バスの走行環境を改善ことによって、バス利用者を増やすことがねらいとされます。具体的にはバスが交差点に近づくと信号が走行しやすいように反応したり、バスの走行位置を知らせる「バスロケーションシステム」を充実させたり、ノンステップバスをふやす、などです。

5ヵ年の概算総事業費は約40億円。近畿では始めての試み。


★イチョウ並木が文化財に★   
(毎日 12.12.13)
大阪市教育委員会は御堂筋のイチョウ並木を市指定文化財(名勝)に決めました。都心の街路樹を「文化財」とするのは全国でも珍しいそうです。

御堂筋は延長4km、幅43.6mですが、指定されたのは淀屋橋付近から新歌舞伎座付近までの3kmです。現在830本のイチョウが植えられています。



★食料自給率40%★    
(各紙 12.12.9)
わが国の1999年度の食料自給率は昨年と同じく40%に留まったことが農水省の発表した食料需給表で明らかになりました。

外国の例を見ると、フランス141%米国132%、ドイツ100%で、日本はかなり低い状態にあります。

特に、小麦、豆類の自給率は1ケタ台で、大豆はなんと4%しか自給していません。米でも95%で、100%を越えるものはありません。

都道府県別の自給率では、北海道178%、秋田163%、山形129%、青森120%、岩手106%で、残りの都府県は100%を割っています。最低は東京都の1%です。

ちなみに奈良県は15%と以外に低い値になっています。大阪は2%です。

食料の多くを輸入に頼るのはとても不安です。もっと農業を盛んにしましょう。




★旧大乗院庭園で「枯流れ」の遺構出土★ 
(各紙 12.11.17)
私の寺のすぐ近くにある国指定の名勝、旧大乗院庭園(高畑町)で水を流さないで水の流れを感じさせる「枯流れ(かれながれ)」と見られる遺構が見つかりました。

庭園の池の西岸から13bにわたって伸びる幅約1.5bの溝が池の水位より約1b高く、水が流れた痕跡もないため、奈良国立文化財研究所は枯流れの遺構と見ています。この庭園は室町時代の庭師の第一人者とされる善阿弥が整備したと伝えられています。

また大乗院はかつて興福寺に属し、摂政・関白を出す京都の貴族の子弟が僧となった寺院といわれています。平安時代に創建されて栄えましたが、明治時代以降は荒廃しました。1995年から始まった復元整備に伴い、発掘が進められています。




★温暖化、ロシアは大歓迎 !! ★    
(毎日 12.11.25)
オランダ・ハーグで開催中の気候変動枠組み条約第6回締約国会議(COP6)で、地球温暖化防止を目指している中、ロシアの専門家は逆に「温暖化はロシアにとって農地を拡大、極東の油田開発を促進する」と述べ、温暖化を歓迎する意向を示しています。

「現状の傾向が続けば、ロシアの65%を占める凍土地帯での急激な温暖化が2006〜2010年頃の間に始まる」と指摘。結果として凍土地帯が15〜25%減少し、逆に農耕可能な地帯が約1.5倍拡大すると予測しています。

また、更に「極東の金採掘費用の8割が凍土対策などのエネルギー供給で占められているが、温暖化によりこれら費用が大幅に軽減される」と強調しました。

国土の4分の1が海水面下にあるオランダは、この発言をどのように受け止めているのでしょうか?




★地球温暖化に警告★   (毎日 12.10.30)
「人類は今後1000年以内に災害か地球温暖化のために滅亡する」。英国人で宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士はこんな警告を発しました。

一般に地球温暖化が進めば、南極などの氷が溶けて海面が上昇し、高潮による被害拡大、島国の水没といった事態が起きると指摘されていますが、博士は「気温はどんどん上昇し、煮えたぎった硫酸に満ちた金星のようになってしまうのではないか。他の惑星に移住することしか人類が生存する方法はないだろう」と語っています。

国連の『気候変動に関する政府間パネル(IPCC)』は「19世紀後半以降、現在までに海水面は10〜25a上昇している」 「'97年の二酸化炭素濃度は363ppmで、18世紀後半の産業革命以前(280ppm)より約30%も増加した。21世紀末の地球の平均気温は'90年より1.8〜3.8度高くなるとし、今後の人類の活動内容によっては6度まで上昇する可能性もある」と指摘しています。




★なら工芸館完成★     
(各紙 12.11.16)
奈良町(阿字万字町)に一刀彫り、陶芸、漆芸などの展示物と資料室、研修室を備えた「なら工芸館」が完成しました。

17日(金)から始まる常設展示の会場では、人間国宝の北村昭斎さんの螺鈿(らでん)や、吉田文之さんの撥鏤(ばちる)をはじめ、鹿角細工や墨、筆などを合わせて約90点が展示されます。

この工芸館は奈良の工芸を「受け継ぐ」「創作する」「開放する」をコンセプトに奈良市が4億2千万円をかけて建設したものです。

入場料  無料 (月曜日休館




★正倉院展はじまる★    
(各紙 12.10.28)
恒例の正倉院展が10月27日から奈良国立博物館で始まりました。
聖武天皇の遺愛品など天平時代の宝物の数々を展示します。

戦後から始まり、今年で52回目です。ちなみに私と同い年です。

開館時間 9:00 〜 16:30 
金曜日は19:30 まで
最 終 日 11月13日(月)
入 館 料 大人830円 高校・大学生450円 小中学生350円





★奈良公園を画像で紹介★
奈良県の公式HPでは奈良公園を9エリアに分けて豊富な写真と解説で紹介しています。観光客には大変よく分かる奈良公園情報です。

私の寺は奈良公園の南隣です。子供の頃は遊び場であり、中高生の時はデートコースであり、今は愛犬との散歩コースになっています。

http://www.pref.nara.jp/narakoen/index.htm





★不人気の新2千円札・5百円玉、退蔵貨幣に?★
7月19日、西暦2000年と沖縄サミットを記念して42年ぶりの新紙幣として発行された2千円札と5百円玉があまり出回りません。

新紙幣は8月末までに全国に1億2千万枚出ているそうですが。沖縄では県民が2千円札を財布に入れる運動が提唱されたり、日銀の行員の給与を2千円札で支払うとか、いろんな策が講じられていますが効果はありません。

自動販売機や駅の券売機が新紙幣に対応できていないのが大きな要因でしょう。メーカーや交通機関がコスト面で機械の改修に消極的になっています。これも不況の影響でしょうか?新千円札や新1万円札が出た時との対応の仕方がずいぶん違います。

新5百円玉は偽造硬貨対策として造られましたが販売機や券売機で使用不可では意味がありません。

大変な費用をかけて発行された新紙幣、新硬貨はこのままだと退蔵貨幣になりそうです。





★出るくい、変わり者 大切に★    
(各紙12.10.14)
ノーベル化学賞に輝いた白川英樹・筑波大学名誉教授(64歳)が筑波大学での記者会見の席上、子供の理科離れについて、
「出るくいは打たれるというが、出るくいは悪いのか? (出るくいは)良いことがあるに違いない。いかに自分は他の人と違うのかということを意識させる教育が大切だ。何かに熱中している人間に対し、レベルを等しくするために少しでも引き戻すようなことがあったら、即、理科離れにつながってしまう」と話しました。

これは理科に限らず、すべてのことに通用します。名古屋の小学校のような運動会をやっていれば、オリンピック選手は生まれて来ないでしょう。

白川教授がシドニーオリンピック金メダルの高橋尚子さんと親戚とは驚きました。





★筋書きつき運動会リレー★
        (朝日12.10.9)
名古屋市の自由ヶ丘小学校の運動会で、1位や最下位になるチームが事前に決まっているリレー競技が行なわれました。「出来レース」ですが、紅白に分かれた両チームが得点の合計で引き分けることが教育上の配慮ということらしい。

「一人一人の児童を等しく尊重した結果です。」「全員ががんばってくれた。童心を傷つけないためにはこのようなやり方も仕方なかった。」と教師は言っています。

最近、これに似たような運動会がよく見受けられますが、納得できますか?




★ならまち100円バス★
いま、奈良市内中心部を「ならまちバス」が走っています。コースはJR奈良駅前〜近鉄奈良駅前〜県庁前〜奈良ホテル〜元興寺〜杉ヶ中町〜JR奈良駅前です。料金は大人100円、小児50円です。

朝9時06分始発で、夕方は16時46分まで運行しています。一周するのに20分かかります。

来年7月19日までの1年間の試験運行ですが、いつ見てもバスには2〜3人くらいしか乗っていません。みなさん、おおいに利用しましょう。


★世界遺産ぐるっとバス★
奈良市にある世界遺産を巡るバスで、コースはJR奈良駅前〜興福寺〜大仏殿前〜元興寺〜薬師寺〜唐招提寺〜平城旧跡〜JR奈良駅前です。

1日の内なら何度でも乗降自由で、料金は大人800円、小児400円です。11月30日までの季節運行です。このバスにも乗ってる人は少ないです。




★現在8時56分★      
(奈良12.9.21)

12時を最悪とする「環境危機時計」によると今年は8時56分で、昨年の9時08分より12分後戻りして、「極めて不安」から「かなり不安」に少し環境危機が緩和された。先進国で環境対策が進んでいることを反映した結果である。

これは旭硝子財団が世界各国の研究者や、政府と非政府組織の職員ら環境問題の専門家を対象に回答を求めた調査によります。

しかし、危機的な状態に変わりはありません。





★65歳以上 2190万人★
                  
 (各紙12.9.15)
14日総務庁が発表した統計調査によると、65歳以上の高齢者は昨年より74万人増の2190万人で、過去最高を更新した。

総人口に占める高齢者比率も17.3%に達し、これも過去最高となった。スウェーデン、イタリアが17.4%で最も高く、日本は3番目。

ただ、7%から14%に達するのに要した年数を見ると、スウェーデンで85年、イギリスでも47年かかっているのに対し、日本は24年で達し、日本の高齢化がいかに急速に進んでいるかが分かる。


厚生省の国立社会保障・人口問題研究所の推計では、65歳以上の人口は今後も増加が続き、2020年には3334万人(総人口比26.9%)となる。高齢者人口はその後減少に転じるが、総人口も減るため高齢者比率は伸び続ける見通しだ、という。





★奈良市に路面電車!!★
                   (各紙奈良版12.9.13)
去る9月10日の市長選挙で3選を果たした大川靖則奈良市長は12日の記者会見で、2010年をめどに、奈良市中心部の観光スポットを巡る路面電車を走らせる構想を明らかにしました。

具体的には、東大寺、春日大社などの世界遺産や奈良公園、奈良町などの観光地点を軌道でつなぎ、電車を走らせるということらしいです。

突然の発言に関係者は戸惑っているようですが、最終的には50億円といわれる事業費と年間維持費11億円をどのように捻出するかでしょう。大川市長の頭には、ヨーロッパの都市の路面電車がイメージとしてあるようです。





★地球はどうなる? 氷山・オゾン層★


 (大阪 12.8.31)

米国のシンクタンク「ワールド・ウオッチ」は、この夏北極点では氷が溶け、海面となっている、と発表し、速いスピードで地球温暖化が進んでいると警告しました。

また、ノルウェーの科学者が最近、今後50年以内に夏季には北極海から氷山が消える可能性があるとの研究を発表しています。

地球上の氷の減少は海面の上昇を招き、気温の上昇は降雪減につながって、乾期における河川の水量減を引き起こしている、と警告を発しました。

 (毎日夕刊 12.8.31)

世界気象機関(WHO)は今年の南極上空のオゾン層の減少は、非常に警戒すべき速いペースで進行しており、オゾンの減少率とオゾンホールの大きさがともに過去最悪となる恐れがある、と警告しました。

8月後半のオゾン量は基準値となる1964〜76年の平均値に比べて30%も少なかったようです。これは、オゾンが最も減る南極の春(9〜11月)を控えた時期の減少率としては異例の数値、といっています。


                     

★ 輪廻 ★      (朝日夕刊 2000.8.28)

<錯誤の世界 全文転写>
私は世間一般とはかなり違う「生死観」をもっているように思う。人間、死んで火葬に付されれば、体を構成していた諸元素は原子や分子になってしまう。

たとえば、私の体には炭素原子が7`グラムほども含まれているが、それは火葬によって二酸化炭素(炭酸ガス)の分子となり、放出されていく。その数はおよそ350兆個の1兆倍。

この二酸化炭素分子が、全地球上の高さ10`メートルまでの大気中に均等に拡散したとしよう。そのうえで、ボストンでもリオデジャネイロでも網走でもいい、1gの風船に大気を封入したとしたら、その中に私の体に由来する二酸化炭素分子は何個ぐらい含まれているだろうか?
実に、約6万6千個!

それらの二酸化炭素は光合成で野菜や雑草に利用され、それをえさにした動物の細胞となり、さらにそれを食べた人間の体に利用される。生まれ変わるのだ!

現に、私の体を構成している原子のうち、あるものは過去にナポレオンの体を構成していた原子かもしれないし、徳川家康の体だった原子かもしれないのだ。地球創生以来、原子は基本的に増えることも減ることもないのだから、地球は巨大なリサイクル工場として「使い回し」をしているのだ。そう考えると、「輪廻転生」を科学的に解釈したような気がして、面白い。

 (立命館大学 国際平和ミュージアム館長 安斎 育郎)





★全米ホットドッグ早食いチャンピオン★
                   (毎日 12.8.24)

167センチ、45キロの小柄な日本人男性が全米ホットドッグ早食い選手権でみごとチャンピオンに輝きました。新井和響(33)という埼玉県の人です。

体重で4倍近い176キロもある前チャンピオンを倒しての優勝です。信じられないような快挙に世界中のメディアがうなったようです。

制限時間の12分で25本のホットドッグを平らげました。3年前は2位だったそうです。社会人になりたての10年前、仕事のストレスなどで拒食症になり、無理をしてでも食べるように心がけたのが「食」に目覚めたきっかけだそうです。

以来、胃袋が膨れ続け、1回の食事は軽く10人前、食費は1ヶ月30万円を下らないらしい。早食いの秘訣はリズムと集中力だそうです。

しかし、彼はなぜ太らないのでしょうか? 肥満の常識が当てはまりません。




★地域振興券 24億円換金されず★
                     (各紙 12.8.13)

『地域振興券』そんなのがありました。昨年、15歳以下の子供のいる世帯や高齢者に一人2万円ずつ配られたものです。対象者は3500万人でした。

自治省のまとめでは24億4100万円分が換金されなかったようです。

当時交付された地域振興券の総額は6214億200万円で、印刷などの経費には411億5700万円要したということです。計算すると結局、6601億1800万円がこの事業のために使われたことになります。

本当に地域振興に役立ったのでしょうか?実感として感じる人はどのくらいいるのでしょうか。少なくとも振興券を見たり、触ったりしたことのない人にはこれはいったい何だったのでしょうか?




★東大寺次期別当に新藤晋海師★
                      (各紙 12.7.19)

上司永慶前別当の死去に伴い、東大寺第216世別当(住職)に同寺塔頭、観音院住職の新藤晋海師(73)の就任が決まりました。
何でも思ったことをはっきりと言う方のようです。

『東大寺の僧は立派と思われているが、全然。法要での立ち居振舞いにも無作法なところがある。』 『だから(山内の)皆から嫌われるように(厳しく)やろうと思う』と抱負を述べておられます。

一方、参詣者に対しては、『人に尽くすのが坊主。東大寺に行って良かった、気持ち良かったなあ、と言われる寺にしたい。』と内に対しては厳しく、外には優しい姿勢を見せておられます。

しかし、『自分は坊主になっていなければ、やくざの親分(になっていたかも)』と言う発言も飛び出しました。政治家が言えば大きな問題となり、進退伺いまで発展しそうなところですが、世の中は坊主に寛大なのでしょうか?




★?????★
 (毎日朝刊 12.7.16)

『真須美被告宅の解体作業員病死』
15日、和歌山市の毒物カレー事件で殺人罪などに問われた林真須美被告の留守宅で解体作業をしていた男性作業員が死亡した、と言う。死因は持病の心臓による病死と見られるらしいが、次の一文、「他の作業員7人は、体調の異常などを訴えていない。」
何と解釈したらいいのか。


                       


 ★蓮の花★ (毎日夕刊12.7.10)

<全文転写>
7月から8月にかけての早朝、蓮の花が開く。蓮の花は4日間の命だ。

1日目は朝5時くらいにつぼみの外側がゆるみ、2〜3センチ、花が口をあける。だが、午前8時ごろにはもう閉じる。
ちなみに、開花する時には音はない。ポンと音がして開く、とよく言われるが、そんな気がするだけ。

2日目は午前1時頃から咲きだし、朝の7〜9時にかけて満開となる。昼頃には閉じるがこの2日目の花が色も香りも最高。

3日目。午前9時頃にはすっかり開き、午後にも開いたまま。外側の花びらがしどけなく落ちる。
この3日目の蓮のしどけなさはとても淫乱な感じ。私は淫乱と見える人を「3日目の蓮」とひそかに呼んでいる。

4日目には花びらが次々と落ち、午後にはもうみるかげもない。
                      (俳人・坪内稔典)




 ★室生寺五重塔よみがえる★
                         (各紙12.7.8)

平成10年9月の台風7号によって被害をうけた室生寺の五重塔がもとの優美な姿になりました。

解体修理作業を担当した県文化財保存事務所の松田敏行さん(67)は昭和27年から30年まで十輪院本堂解体修理の時の建築技師です。

まだ19歳という若い、駆け出しの技師でした。住職の私は当時幼稚園に通っていました。子供心ながら、熱心に仕事をする人だという印象を持っていました。よく遊んでもらいもしました。

その後、数々の県下の文化財の寺院の修理を手がけられ、今また、大変な修理を成し遂げられました。

彼の次の言葉が印象的です。「1200年の歴史のある塔。延々と後世に伝えていくことが大事。うまくできてあたりまえ。将来、よくなかったらけしからんと言われる。私のした仕事は、一点の通過点にすぎない。」






 ★ベビーポストに使用者第1号★
                   (奈良新聞12.7.7)

<全文転写>
赤ん坊が捨てられ死亡するのを防ぐ苦肉の策として、ドイツ北部ハンブルクの託児所が設けた「ベビーポスト」に”第1号”の利用があったという。
託児所の担当者によると、5月初旬、ポストに生後間もない女児が置かれているのを職員が見つけ保護した。

2ヶ月間母親が名乗り出なければ里親を探す決まりに従い、同市近郊の夫婦に引き取られたという。

ハンブルクでは昨年5人の赤ん坊が捨てられ、ごみ箱の中で死亡していた例があったため、今月4月から託児所の玄関ドアに小包ポストのような窓口を設け、赤ん坊を受け取ることが出来るようにしていた、という。

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