十輪院は元興寺旧境内の南東隅に位置し、静かな奈良町の中にあります。
寺伝によりますと、当山は元正天皇(715-724)の勅願寺で、元興寺の一子院といわれ、
右大臣吉備真備の長男・朝野宿禰魚養(あさのすくね なかい)の開基とも伝えられています。

今月のお話(こころの便り)

眼(げん)

目は心の窓といわれるように様々な感情を表します。「眼」と書くと、視線をひと所にとめることを意味しています。目つきといっても良く、また物事を見極める能力をも表しています。仏教では「眼」について深く考察しています。三眼とは、肉眼、天眼、慧眼をいいます。肉眼とは、遮るものがない可視的物質のみを見る眼、すなわち我々の持つ眼球(まなこ)です。天眼とは、遮られている可視的物質をも見ることができ、あるいは遥か遠くのものを見ることができます。アフリカなどの土着民などは遠くの獲物を探すことができますから、天眼を持っているといえるかも知れません。・・・<続きを読む>

〒630-8312 奈良市十輪院町27 TEL.0742-26-6635
<毎週月曜日(祝日の時は、翌火曜日)は閉門日です。入山・墓参・拝観はできません。>